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実録アラサー婚活事件簿②〜なぜハイスペ女子は地雷女扱いされるのか〜

あかりです。

 

前回,ハイスペ女子として遥さんの記事を書いたところ,検証の対象者をN=1とするのはおかしいと指摘を頂いたので,もう少しを検証を継続したいと思います。

前回の記事↓↓↓ 

今回は,婚活パーティーでたまたま隣の席になった後,仲良くなり連絡を取り合っている美穂さん(仮名)にお話を伺ってきました。 

○ハイスペ女子:美穂さんのスペック

東京R大学薬学部を入学卒業後,T北大学大学院 薬学科に入学し,薬剤師免許を取得。卒業後,T薬品に入社。四年目で退職し,C大学バークレー校に入学し,MBAを取得。帰国後,外資系製薬会社で需要予測業務を担当する。現在31歳で年収は1,100万円程。

満島ひかり似のスレンダー女子。

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今回の取材で使用したアンティカ・オステリア・デル・ポンテ

○料理は、理解の実験

普段は,外資系企業で激務をこなす美穂さんだが,実は自炊してるそう。『外食は高カロリーになりがちで誰かと食事するとき以外,口にしない』と話す。激務の中,自炊を継続させるコツを伺ったところ,『土日に、一週間分の常備菜を作り,平日は,その日食べたいも一品作るので負担ではない。レシピがあれば,理解の実験と同じで失敗することはないし,色々,好きなもの食べれて楽しい』と饒舌に語る美穂さん。

○婚活を通して世間を知る

結婚後も仕事を続けたい美穂さんは,相手の条件として,年収は設定せず,”共働き希望”の男性と2~3人/月のペースで会っていたそうです。

『婚活をするまで,自分は世間知らずであることを気が付いていなかった』と言う。

”世間知らず”について、彼女は次のように説明する。『私って,中学受験して,それから大学までは私立だったんですね。ある意味,中学校から自分の周りには,自分と同じような環境で育った人しかいなかったんです。なので,大学は行って当たり前,行かないなんて選択肢はありませんでした。高卒の人は,お金がなくて大学に行けないのではなく,遊んで勉強してこなかった人と思ってました。それが婚活してみて,色々な人と会ってみて,自分は世間知らずだったことが分かりました。』

 ○海外旅行でオドオドする彼氏に幻滅

これまで30人以上の男性と会った美穂さんでしたが,婚活パーティーで出会った同い年の男性と付き合うことになった。付き合って,4ヶ月後,彼氏と一緒にエルニド(フィリピン)に行ったそうです。

『海外旅行って,結婚後のイメージに丁度良い』と言う美穂さん。お風呂とトイレ以外二人でずっと一緒にいるため,デートの”よそ行き”な感じではなく,”素”が見れるのだとか。

実際,海外に行ってみて,彼氏の言動に幻滅したそう。と言うのも,何をするにも,明らかに挙動不審(彼氏は、初海外だったそうです)。テーブル会計の店で,店の入り口で会計するものと勘違いして,支払いを済ませず席を離れてウェイターに腕を掴まれたのを見た際に,別れを決意したそうです。

○相手の経済力は期待しないが,”踏み絵”として年収は必要

『仕事は続けていくつもりなので,相手の経済力に期待はしていません。でも,ある程度の”稼ぎ”って必要だと思うんです。私は,何かやる時,経済的な理由で諦めたことはないんです。実際,海外旅行に行く時に足枷になるのって,”お金”の問題じゃなくて,長期休みが取れないとか”時間”の問題じゃないですかぁ。でも年収低い人って,経済的な理由で色々な事を諦めてきて,経験値が低いと思うんです。だから付き合っても面白くない。女子って,自分の知らない世界(選択肢)を見せてくれる男性に憧れるじゃないですか』

 

○子供は欲しいが、結婚に意味を見出せない

留学を経て,日本に帰国後,すぐに婚活を始めた美穂さん。婚活を始めた理由は,両親からのプレッシャーと子供が欲しいとのこと。

美穂さん:『実家に帰って,甥っ子に遊んで貰ってると,やっぱり子供は欲しいなぁと。。。でも,生活は自己完結してしまってて,男性に求める事がなく,結婚に意味を見いだせないです。』と率直な心境を吐露した。